2016年初頭から”空の産業革命”と言われるドローン市場が徐々に拡大してきました。
今ではドローンを使った新しいサービスや技術が広まってきています。
ドローン業界でもっとも有名な方は空撮の第一人者と言われているドローンパイロットの請川博一(うけがわひろいち)さんですね。
請川さんの年収は1億円とも言われていますので、とても夢のある仕事かと思います。
(請川さんレベルの年収をもらうには簡単にはいかないでしょうが(笑))
『ドローン操縦士の将来性とドローンを使った職業に転職する方法』
についてのまとめです。
目次
今注目の職業『ドローン操縦士』
最近のテレビではドローンを使った空撮映像がよく使われていることがあります。
この空撮映像を撮影しているのはドローンを操縦できる資格を持った人。
つまり”ドローン操縦士”です。
ドローンの利用が今後増えることを予想し、国は2016年8月に電波法を改正しました。
これによってドローンで使用する場合には、「第三級陸上特殊無線技士」の資格が必要となっています。
ドローンを使った仕事はすでに存在します。
最近話題になっているのは”ドローンを使った宅配サービス”ですが、このサービスを運用するにもドローン操縦士が必要です。
これからもドローンを使ったさまざまなサービス、仕事が増え、ドローン市場が活性化するのは間違いないでしょう。
ドローン操縦士はまさに”これからの職業”といっても過言ではありません。
ドローンを使った職業は?
ドローン操縦士とはその名の通りドローンの操縦を生業にする職業ですが、ドローンを使った職業もさまざまです。
ここでは現在実在するドローン操縦士の仕事についてまとめました。
1、空撮カメラマン
これまで空撮といえば”ヘリコプターからの上空映像”とイメージするかもしれませんが、ドローンを使った空撮映像も増えてきました。
テレビで一度くらいは見たことがあると思いますが、この空撮映像を撮影しているのがドローン操縦士です。
ドローンを使った空撮は、テレビだけではなく、CMやPVなどの映像素材としても提供されます。
空撮カメラマンはドローンの操作技術だけではなく、カメラワークなどの撮影センスも必要となります。
2、ドローン測量士
測量士というと、土木建築業の方が測量機器を使用して地面から測量しているイメージがあると思いますが、建造物などの大きさを測ったりする測量というのもあります。
これまでは航空写真や衛星画像を使って測量していましたが、ドローンの登場によって、近年ドローンを使った測量という手法を使うことも出てきました。
ドローンによる測量のメリットは手軽に行えてなおかつ高解像度の撮影が可能という点です。
ドローン測量士としての資格は現時点では必要ありませんが、ドローンの操縦技術と同時に測量の知識が必要となる仕事です。
3、保守点検・警備
ドローンを使った職業はほかにもあります。
ドローンの利点は機動力にあります。
コンパクトでなおかつ機動力に優れていますので、高所作業もドローンでできることもあります。
例えば橋梁点検や外壁点検などは現在バケット車を使って作業員が点検していましたが、ドローンを使って点検することも可能になります。
また、ライブ会場や要人警護といった警備業にもドローンの導入が検討されています。
海外ではすでにドローンを使った警備が行われていますし、日本でもKDDIがドローンを使った広域警備システムの開発に着手しています。
ドローンを使う職業はこれからも拡充していくことが予想されます。
ドローン操縦士になるには?
ドローンを趣味や遊びで使うだけであれば資格や免許は今のところ必要ありません。
ですのでドローン操縦士になるには極論ですがドローンがあればなることができます。
ですがある特定の周波数帯の電波をドローンで使用するには”第三級陸上特殊無線技士”の資格が必要となりました。
本格的なドローンを使って空撮や作業をするのであれば”第三級陸上特殊無線技士”の資格は取っておいた方が役立つことは間違いありません。
ドローンを使った仕事を生業とするには
- 航空法
- 電波法
- 小型無人機等飛行禁止法
- 道路交通法
- 民法
- 条例
など、さまざまな法律を広く知っておく必要があります。
本格的にドローンを飛行させるにはこれらの法律知識を知っておく必要がありますので、第三級陸上特殊無線技士の資格を取得できればこれらの法律が補完できますのでおすすめです。
ドローンを使った職業に就職・転職する方法
ドローンを使った職業に就職・転職するには主に2つの方法があります。
1、フリーランスで働く
ドローンを使った職業は発展途上ですので、ドローンを使った専門職があまりないというのも現状です。
ですがフリーランスでドローン映像を販売している人がすでに存在します。
中には”ドローントラベラー”と称し、世界を旅しながら世界の絶景を空撮して販売している人もいます。
このようにフリーランスでドローンを使った仕事をしている人もいますが、フリーランスはかなり不安定ですので、安定を求める方にはあまりおすすめできません。
フリーランスで仕事をもらうには、実力と実績が必要ですし、自分を売り込む”発信力”も必要になります。
2、ドローンを使った企業に入社
ドローンを使って仕事がしたいのであれば、すでにドローンを使った業務を行なっている企業に就職、転職するのが一番手っ取り早い方法になります。
業種としては土木建築業、ドローンの販売業などがありますし、昨今では農薬散布などもドローンを使っています。
この他にも”ドローン訓練学校のインストラクター”という仕事もあります。
ドローン訓練校も増えてきて、全国に広がってきていますので、意外と狙い目の職業だったりするかもしれませんね。
ドローン操縦士は今後も注目の職業
ドローン操縦士はこれから伸びしろのある職業の一つです。
これからドローンがもっと身近になってきますので、早くに業界に関わっているとそれだけ経験も積むことができますので後発組よりも有利になるでしょう。
『将来ドローンを使った仕事をしたい』『ドローン操縦士になりたい』と考えているのであれば行動は早い方が絶対に有利です。
とはいえドローンの操縦はなかなか独学で学べるものでもありませんので、ドローン操縦士を育成しているスクールに通うのがおすすめです。
最短でドローン操縦士を目指す方法
ドローンスクールの多くは室内練習場があったり、ドローンの操縦の基礎から法律の部分まで学ぶことができますので、本気でドローン業界への就職や転職を検討している方、最短でドローン技術を学びたい方はドローンスクールを受講することをおすすめします。
ドローンスクールで有名な学校といえば日本ドローンアカデミーが大手のスクールになります。
日本ドローンアカデミーは全30時間の講習を経てドローンの操縦から安全航空管理の知識まで習得できます。
コースも平日コース、週末コースがありますので、仕事や学校に通っている方も受講できますし、全国の主要6都市(札幌、東京、大阪、名古屋、福岡、沖縄)で開校しています。
ドローンパイロットの技術と知識を身につけるのであれば日本ドローンアカデミーがおすすめです。
無料説明会も行なっていますので、入校前に受講内容を知りたい方は説明会に参加してみるといいでしょう。
- ドローンに関わる仕事は今後も増える可能性がある。
- ドローン操縦士は先行有利。
- 最短でドローン操縦士になるにはスクールに通うのが最短ルート。
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