とある人事の豆知識

ニートが就職できないのは嘘じゃない!ニートが就職する為のはじめの一歩

ニート

前回、フリーターから就職するのは難しいと説明しましたが、今回は「ニート」の人の就職についてフォーカスしてみたいと思います。

この記事を読んでいる人の中にも現在ニートをしている人もいるかもしれません。

「そろそろニート生活を卒業して就職しようかな」

とネット検索で”ニート 就職”と検索すると「ニートが就職できないのは嘘!」といったタイトルが出てくると思います。

内容は「ニートでも就職できる」といった前向きな記事が多く、現役人事の私から言わせると『ニートでも就職できないのは嘘!』自体が嘘だと思っています。

現役ニートの方には非常に厳しい話かもしれませんが『現役ニートはハッキリ言って就職できない』『世の中そんなに甘くない』と言うのが私の見解です。

といってもせっかく労働意欲が湧いているところに頭ごなしに『できない』と言い放つのはいささか心苦しいので、現役ニートが就職する現実的な方法について今回は紹介していきたいと思います。

『今までニート生活をして親に迷惑をかけてしまった』
『これからはちゃんと就職して親に恩返ししたい』

と思っている方はぜひ読み進めてください。

厳しい内容かと思いますが、まずは現実を受け止めて自分が置かれている状況をしっかり見つめ直しましょう。

 

社会はニートに対して厳しいのが現実

ニート生活を送っている人の中には

『いつか働けばいいや』とか『就職する気になったらすぐできる』と思っている方もいるかもしれませんが、正直その考えは大甘です。

ここで断言しますが

ニートは簡単に就職できません!

ニートでも簡単に就職できると思っているのであれば、企業側の考え方が理解できていないのではないでしょうか?

まずは”企業がニートに持っている印象”について理解しておく必要があるでしょう。

1、ニートは”社会生活不適合者”

前回、フリーターでも就職は難しい理由を説明していましたが、ニートはフリーターよりもタチが悪いと考えています。

「いい大人が仕事もしないで親の保護を受けてのうのうと過ごしている」
「自室に引きこもり、社会との接点を持たない」

というイメージをニートに持っています。

社会から見ればニートは”社会生活不適合者”というレッテルを貼られているのです。

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2、ニートは人付き合いができない”コミュ障”

テレビで見るニート生活は基本的に外部(社会)との接点を自分の意思で途絶しています。

つまりニートは「他者との関わることができない(苦手な)人種」と見られてしまう(イメージを持っている)ことが多いです。

そんな人がチームで仕事をする会社に就職できるでしょうか?

面接をする側は「コミュニケーションに問題があるのではないか」と心配になるのが当たり前です。

仕事は教えればある程度覚えることができますが、コミュニケーション能力は個人の本質の部分なので簡単には変わりません。

ですので企業側としてはできれば採用は避けたいと言うのが心情です。

3、ニートは働かない(働けない)

社会が持っているニートのイメージは明らかに悪いイメージです。

「働きもしないで部屋で好きなことばっかりやっている」

というイメージなので、「本当に働けるのか?」「すぐに辞めるのではないか?」という心配が強いです。

採用から一人前になるためにかかる費用は決して安くはありません。
会社がお金を出してあなたを採用するのは、あなたの将来の活躍を見越した”先行投資”です。

それがすぐに辞められると経費を無駄に使ってしまいますので、人事は慎重かつ厳しく採用を決めます。

 

戦力にならない可能性の高いニートに果たして数百万単位で先行投資できるでしょうか?

 

ニートになった理由の中でも救いがあるのは?

一概にニートといってもいろんな理由があってニート生活をしている人がいるでしょう。

ですが基本的に社会はニートをひとまとめで見ています。
ちゃんとニートになった理由を説明すれば理解できることもありますが、理解を得るにはやはり説明が必要です。

もちろん『働くのが嫌だからニートになった』と言うのは問題外ですが、理解を得られる理由としては

・病気や怪我で長期療養のため就職できなかった。
・親の介護などの家庭の事情。

くらいでしょう。
他にも

  • 新卒時の就活に失敗した。
  • 夢や理想を追い求めたものの挫折した。
  • 働く意欲が低く就活を本格的にしなかった。
  • 人付き合いが苦手で悩んだまま卒業してしまった。

といった理由がありますが、これらは単なる「甘え」として捉えられほとんど理解されません。

ニートは社会から厳しい目で見られているので簡単には就職できないのです。

 

ニート生活をしていた人が就職するには?

「ニートは就職できない」とはいっても働かないことには生きていけません。
「ニート生活から脱出して働こう」と思った方はまだ救いがあります。

ですがニート生活をしていた人はそう簡単に就職できないのが現実です。

心が折れてまたニート生活に戻らないように、ここではニート生活から脱出する為のはじめの一歩、心構えの部分を紹介していきます。

生活リズムを整える

ニート生活が長いと生活リズムも狂ってしまっていることもあります。

社会人として生活するためには「朝起きて夜寝る」といった基本的な生活リズムを取り戻す必要がありますので、予定がなくても早寝早起きを心がけましょう。

また、食生活も偏っている人はこれを機会に3食栄養バランスを意識した食事を心がけることもおすすめです。

まずは社会との接点を増やす。

長期間ニート生活をしていると普通に社会生活を送れない場合もあります。

人と話すことやコミュニケーションが苦手になっている人もいるでしょうし、ニート生活を送っていたという”負い目”から、さらに人と接することに抵抗があるという人もいるでしょう。

このような状況だといきなり仕事を探すのはとても難しいですし、無理に就職活動をしても就職できない状態が続き、またニートに戻ってしまう可能性があります。

ニート生活が長かった人はまず”外の空気に触れる”ところから始めるといいでしょう。

おつかいで近所のスーパーに出かけてみたり、近所の公園に散歩に出かけたり、少しづつ社会との接点を作る機会を増やしていきましょう。

パートでもいいから”働く感覚”を取り戻す

スポーツ選手が試合前にウォーミングアップをするように、ニート生活を送っていた人も社会復帰の為のウォーミングップが必要です。

生活リズムを戻し、社会との接点がある程度取れたら「働く感覚を取り戻す」ことを考えましょう。

いきなりフルタイムで働くと、肉体的にも精神的にも疲弊してしまいますので、負担のかからない程度から働きましょう。

最初は近所でパートタイムで働いてもいいでしょうし、週2〜3日フルタイムで働くのもいいでしょう。

ここで大事なのは「働くという感覚」をつかむ事です。

もしパートタイムも難しいのであれば、家の手伝いから初めてもいいでしょう。

とにかく「体を使って働く」ということが重要です。

 

ニートは簡単に就職できない。まずは社会復帰から始めよう。

今回はかなり厳しい内容でしたがこれが現実です。

ニート生活が長いと簡単には就職できないというのは理解できたでしょうか。

 

あなたがどんなに才能に溢れていたとしても、ニートは社会的に信用がないのが現実です。

ニート生活を長く続けているとその分信用はなくなっていきますので就職は簡単にできないでしょう。
よほど大きなコネがあればすぐに就職できるかもしれませんが、おそらくその可能性は低いでしょう。

 

あなたが「ニートを脱出してちゃんと就職しよう」と思ったのであればそれはとても素晴らしい事です。

ぜひ頑張って社会復帰してほしいと心から思います。

ニート生活をするようになった人の多くは”人間関係”が問題だったり”存在意義を否定された”という事が原因とも言われています。

拒絶された社会に戻るにはある程度のリハビリが必要になりますので、少しづつ社会との接点、人との接点を作る事も大切です。

 

ゆっくりでも構いません。
少しづつ働く事の楽しさや苦労、達成感を取り戻してあなたのこれからの人生を有意義なものになるようにしてください。

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