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転職活動中の方が注意するべきブラック企業の特徴と見分け方

ブラック企業に勤める男性
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転職活動中の方が心配する事の1つとして”応募した(応募する)企業はブラック企業ではないのか”という部分ではないでしょうか。

これまでブラック企業で働いてきた方にとっては同じ失敗をしないように、より企業選びに慎重になっているのではないでしょうか。

とはいえ入社するまでブラック企業かどうかわからない部分もあります。

実際に私も過去にブラック企業に4年間勤めていた経験があります。
当時は某古着店での店長でしたが、それはひどい待遇でした。

『よく生きて抜け出せたな・・・』と今でも思いますし、当時の事を思い出すだけでもゾッとします(汗)

今回は【転職活動中の方が注意するべきブラック企業の特徴】についてご紹介します。

目次

ブラック企業にありがちな5つの特徴

一般的なブラック企業のイメージといえば
【給料が安い】【残業時間が多い】【休みがない】

といったイメージが強いと思いますが、他にもブラック企業の特徴があげられます。

ブラック企業にありがちな特徴をあげてみましょう。

1、労働時間が長い

ブラック企業の醍醐味といえば何といっても”長時間労働”ですね。

仕事が終わるのが終電間際が多かったり、月の総残業時間が45時間を超えるのがあたり前だったりしませんか?
”36協定”でも「月45時間以上の残業はしないように努力しましょう」という決まりがあるのです。

それを無視するような会社はブラック企業と言っても過言ではありません。

労働者の”過労死ライン”は残業が月80時間が目安となっています。それを超えると命の危険があるとされているデッドラインです。これを超えるような働き方はブラック企業確定です。

ちなみに私の経験したブラック企業は毎日残業5時間はあたり前でした。

2、給料が低い

ブラック企業は少ない出費で最大の利益を得ようとします。
そこで働く労働者の事なんか単なる”労働力”としか考えていないでしょう。

なので従業員に支払う賃金も限界まで削減します。

アルバイトやパートの方は常に最低賃金で働かせ、昇給などもありません。
社員も最低限の賃金で働かせようとします。
ブラック企業ではサービズ残業はもちろん、管理職という名目で残業代なしで長時間働かせます。

私は毎日最低5時間の残業でしたが残業代は管理職手当てで支給していると言われ、月に2万円でした。店長職でしたが手当てを合わせても手取りで18万円でした。

3、休みが少ない

前述のようにトップはとにかく従業員を単なる”労働力”としか見ていません。

とにかく結果を出す事だけにフォーカスしているので、ブラック企業に勤める人は休みをゆっくり取る事もできないのが現状です。

こちらの記事でも紹介しましたが、年間休日が80日を切るようであればブラック企業の可能性が高くなります。

私の場合、年間休日は78日でしたが恐らく半分は休日出勤(サービス出勤)になっていたはずです。

月に2日まるまる休めれば御の字といった環境でした・・・。

4、名ばかり管理職が多い

名ばかり管理職とは、労働基準法に一部の”管理監督者は割増賃金の適応外”が経営者側に都合のいいように曲解されてできた”名目上の管理職”であり、意味のない役職名だけをつけて残業代などを支払わないようにする事です。

管理監督者は自分で業務量、労働時間をコントロールできますが、名ばかり管理職にはそれがありません。
他の従業員と同じようにタイムカードで労働時間を管理されたり、他の従業員と同じ職務内容だったりもします。

本来、管理監督者は経営者に意見ができる立場、経営に関与している人なのですが、名ばかり管理職は意見できずトップダウンで仕事をしているのです。

特徴としては無駄に管理者が多い傾向にあります。また会社独自の”役職名”を付け管理者として残業代を支払わずに勤務させていたりもします。

ちなみに私がいた会社で店長でしたがタイムカードで出退勤を管理され、あたり前のように店頭に立って勤務していました。
正社員は私以外に2人いましたが”副店長”という役職で勤務していました。

5、根性論、セクハラ・パワハラが横行している

『やればできる』『気合い入れろ』『売上が伸びないのは根性がないからだ』など、精神論、根性論がベースにある会社はブラック企業を疑った方がいいかもしれません。

これらの根性論は『もっと働け』をオブラートに包んでいる可能性があるからです。

また、手際の悪い人や成績の悪い人に対して罵声を浴びせる事が多いのもブラック企業の特徴です。

私もよく社長に『本気度が足りない』とか言われ続けていました。

5、離職率が高い

ブラック企業はとにかくその日の疲れを回復する間がありません。
過労が蓄積すると精神的にも参ってしまいますので、限界を超える前に辞める方が多い傾向にあります。

その為離職率が高いのも特徴です。

私の勤めていた会社は半年以内の離職率約40%でした。
店長、工場長も平気で辞めるので人事異動のシーズンでもないのにやたらと昇格していました。

 

まとめ

ブラック企業の特徴を一言で表すと【従業員を人間扱いしない】といえるでしょう。

長時間労働や低賃金で働かせたり、とにかくトップの考え方が会社全体の風土になっている事が多い傾向にあります。

よくブラック企業は中小企業に多いと言われていますが決して中小企業だけではありません。

よく耳にする大企業でもいまだにブラックな働き方だったりします。

現在転職活動中の方は応募する企業の求人欄をじっくりみたり、ネットで企業の口コミを確認して、ブラック企業に入社しないように注意する事が大切です。

 

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