ニートの方の中には『仕事を探さないと』『いつまでもニートやってるわけには行かない』と前向きに考えている方もいます。
ニートが就職できないのは嘘じゃない!ニートが就職する為のはじめの一歩で説明していますが、一度でもニートを経験してしまうと、抜け出すのは簡単ではありませんし、正社員として仕事を探すのも難易度が高いのが現状です。

ニート経験があると高学歴の方でも就職が難しいと言われていますが、最終学歴が高卒になると就職活動は一気にハードモードです。
『ニートは好きな仕事ができない…』
『高卒ニートは就職できない…』
落胆するかもしれませんが、方法次第では高卒でも正社員として働くことも好きな仕事に就くことも可能です。
今回は
・高卒ニートの就職の難しさ
・高卒ニートでも採用率をアップさせる就職活動
のについてご紹介します。
目次
どちらのニートも最終学歴高卒はハードモード

高卒でニート生活を経験している人には主に2つのパターンがあります。
【高校卒業後、一旦就職したがニートになってしまった場合】と
【高校卒業後そのままニート生活に突入した場合】です。
例えば、高校卒業後に就職をしてしばらく社会人として働いたけど、何かしらの理由で辞めて就職活動をしていたのに、思うように就職先が見つからずに心が折れてしまって気づいたらニート生活を送っているという方もいます。
高校を卒業しても内定がもらえずに就職浪人状態で気づいたらニート生活に浸かっていたというパターンもあります。
理由は人それぞれあり、中には事情があってニートになってしまったという人もいるでしょうが、残念ながらどちらのケースも世間では”高卒ニート”という扱いになります。
この”ニート経験”に加え”最終学歴が高卒”という組み合わせは就職活動の難易度をさらに上げてしまう原因なのです。
高卒ニートの就職が難しい理由
結論から先に言いますと【高卒ニート場合は就職活動は難しい】という事をまずは頭に入れておきましょう。
ニートということは”働かずに誰かに生活を支えてもらっていた”ということになりますので、ただでさえマイナスなイメージがあります。
それに加え”最終学歴が高卒”となると、就職活動がさらに厳しい状況になることは容易に想像できると思いますが、高卒ニートの就職が厳しい理由について深掘りして現実を直視していきましょう。
”ニート”というだけで採用側は躊躇する理由
ニートという言葉を聞いてあまりいいイメージは出てこないと思いますが、世間はあなたとほぼ同じイメージをニートという言葉に持っています。

採用する企業、担当者も当然あなたと同じようなイメージを持っています。
ですのでニートの方の採用となると、企業側もかなり慎重に判断をしなければいけません。
さらに企業の採用担当者の中には『ニート経験者はすぐ辞める』『ニートは打たれ弱い』というレッテルに近いイメージを持っている人も少なくありません。
どうして【ニートの人はすぐに辞めてしまう】と思われているのか?
それはニートになってしまう環境として、親が「衣・食・住」を保証している場合が多いので無理して働く必要がありません。
しかもニートのイメージは「社会生活に馴染めない人」というイメージもありますので、少しでもストレスを感じてしまうとすぐに辞めてしまうと思われている(または実際に辞められた経験をしている)からです。
前述した理由に加え、中途採用者も一人前に成長するまで、多くの時間と先行投資が必要になります。
「辞める可能性が高い」というイメージが払拭できないことには採用をためらってしまうのは必然です。
はっきり言ってニート経験者を採用するということは、採用担当にとっても冒険と言えます。
結局は学歴という現実
よく求人広告に”学歴は関係ありません”といった文言を見ませんか?
「高卒だけど学歴関係なしなら大丈夫」と思っているかもしれませんが、高卒ニートの場合、その認識は捨てた方が無難です。
確かに学歴不問の企業もたくさんあります。
ですが不問にしているのはあくまでも”学歴”の部分であって、ニート経験は別の話になります。
つまり、「高卒でもしっかり自立しているのであれば不問だけど、高校卒業後すぐにニートをしている場合は別」ということになります。
また学歴不問の企業でも、判断材料のひとつとして”最終学歴”で判断する場合もあります。
同じ求職者でも、高卒の人と大卒の人が同時に面接に来たら、よほどのことがない限り大卒の人の方が有利になってしまうのも現実です。
高卒ニートの人が希望の就職先を見つけるには?

正直なところ最終学歴が高卒で、しかもニート経験のある方は就職活動自体かなりハードルが高いです。
就職先の企業を斡旋してくれる転職エージェントも場合によっては「紹介できる案件がありません」と断られてしまう可能性も高くなります。
「高卒でニートは希望の仕事に就けないのか…」
と悲観してしまうかもしれませんが、ここでは高卒ニートの方も希望の就職先を見つけるコツをご紹介しますので参考にしていただければ幸いです。
ズバリ!転職エージェントを活用しよう
高卒でニートの経験がある方(または現役ニートの方)はそもそも社会人経験がほぼ無いと言ってもいいでしょう。
社会人経験が無いということは、面接や就職活動の経験も少ないので、自分一人で理想の仕事に就くのは、強いコネがあるなどのよほどのことがない限り難しいです。
まずは”就職活動の経験値”を効率よく積み上げる必要があります。
とにかく数で勝負することもできますが、恐らくほとんどの場合、心が先に折れてしまうでしょう。
それでは本末転倒なので、ここは”就職のプロ”にアドバイスを貰いながら就職活動をするのがベストです。
とはいえ、先ほども少し触れていますが、転職エージェントによっては「紹介できる案件がありません」と断られてしまう場合があります。
余談ですが、私も過去に断られた経験があるので安心してください(笑)
大手の転職エージェントになると、紹介を断られてしまう可能性は高くなりますが、それでもまずは転職エージェントサービスに登録する事をおすすめします。
転職エージェントサービスに登録する事で、担当のコンサルタントの方から転職、就職に関する様々なノウハウを教えてもらうことができます。
当然、履歴書や職務経歴書の書き方や添削も無料で行ってくれるので、経験値が効率よく得られます。
就職や転職活動を自力で行う自信のない方は転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントを活用することで、あなたが気づかない自分の長所や短所を知る事ができますし、必要書類のコツも教えてくれます。
また、転職エージェントはあなたに合った会社も紹介してくれますので、就職活動もスムーズにすすむでしょう。
まとめ
高校卒業後にニート経験があると、就職や転職が難航する可能性があります。
「学歴不問」の募集があったとしても、企業の採用担当者は”ニート経験者”に対して良いイメージはもっていないことが多いと考えておくのが妥当です。
人に自慢できない過去や経歴があったからといって絶望する必要はありません。
あなたが望む仕事に就けるように就職活動をしてください。
夢を諦めて好きでもない仕事に就いても長続きしません。
学歴やこれまでの経歴に自信がない方は転職エージェントサービスをフル活用するのが就職成功のカギとなります。
まずはキャリアコンサルタントとしっかり話し合って、あなたの希望の職種や将来の夢を実現できる仕事を見つけましょう。
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