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履歴書の志望動機は業種によって内容を変えるのが基本
履歴書の志望動機を書くにあたってまず三つの”なぜ”を答えるようにして書くとイメージがつきやすいです。
では三つのなぜについて紐解いていきましょう。
”なぜ”その業界を選んだのか？
どんな業界でもただ漠然と選んでいるような志望動機では人事担当者には伝わりません。
転職であれば以前の業界と同じなのか？はたまた違うのか？というところから書き方が変わってきます。
少なくともあなたがなぜその業界に興味を持ったかには理由があるはずです。
前職の業界と同じであれば昔を振り返ってみるのもいいでしょう。
落ち着いて考えれば必ず答えが見つかるはずです。
答えが見つかったのであれば後は簡単です。
あなたがその業界のどこに興味を持ったかということを踏まえながら書いていくと志望動機は比較的スムーズに書けるでしょう。
”なぜ”その企業を選んだのか？
数多ある企業の中から転職先として選ぶ【その企業でしかできないこと】や【その企業が取り組んでいること】に共感したというような具体的な志望動機が見いだせると面接官が興味を持ってくれるような志望動機になります。
その企業のオリジナリティの部分に共感できると、人事担当が”この人は長く勤務してくれる”と思わせるような気持ちになります。
”なぜ”その業種を選んだのか？
ここのなぜについてはメインテーマでもありますので具体例を挙げながら説明させていただきます。
営業職を希望される場合では、その取り扱う商品そのものについて熱い思いがあるのかどうかで志望動機の書き方に最も差が出るところです。
業種が以前と同じなのか、未経験業種なのかで書き方が変わってきます。
業種が同じならば、営業する醍醐味を知ったうえで裏付けのある志望動機を書く必要があります。
未経験業種であれば、営業の経験はないものの営業に対するあこがれや営業するなら自分はこうしていきたいという具体的な考えを履歴書に書けると書類選考で一歩リードできます。
今回は未経験業種で銀行の営業を転職先として希望される場合を例に履歴書に書くことにしましょう。
私が、銀行の営業を志望する理由には大きく二つあります。一つは、金融商品は一般商品とはことなり目に見えない商品を取り扱っています。
お客様からすると見た目だけで決められるものではなく、営業担当者とお客様との信頼関係はもちろんのこと、いかに解りやすく商品概要を伝えることで金融商品を選んでいただけるところに自分のやりがいを見つけられると感じているところです。また、他の業種とは違い名刺一枚で企業のトップと出会うことで自分自身も勉強になり刺激を受け、学んだことをお客様に還元できるあこがれの仕事だと感じるからです。
というように書くと、臨場感があり色々未経験の割には本気になって考えていると企業の人事担当者は考える可能性が高くなります。
この例文は、あくまでも一例すぎませんので盗用はダメですよ。
志望動機の書き方の例を書き写すのではなく、”自分の言葉で書くことが一番伝わる方法の一つ”ですから。
志望動機を書く際の注意点
履歴書に志望動機を書く際の注意しなければならない事項があります。
当たり前のことですが、マイナスな事やネガティブな事は書かないようにしなければなりません。
何らかの理由により転職を決意するにせよ、プラス思考でポジティブな事を書きましょう。
また、履歴書に書く志望動機を１００％書くのも良くありません。
実際に面接で話す内容まで書いてしまうと面接の時に丸暗記しているような印象を与えてしまいます。
そこは、履歴書でポイントをアピールしつつも上手く質問されるような書き方をするのがベストです。
履歴書が完璧すぎると面接官が志望動機について質問しにくい等、面接官の立場に立って履歴書の志望動機を書くことも重要です。
最後になりましたが、今回の履歴書の志望動機の書き方は私自身の転職経験や面接する側の心情を踏まえて書かせていただきました。
履歴書の志望動機の部分はスペースいっぱいに長々と書くのではなく、コンパクトにまとめること。つまり”書かない勇気”を持つことも大切だという事を忘れないようにして下さい。
特に書類選考がある場合、履歴書の志望動機の部分をいかに魅力的にするかによって書類選考通過の可能性が変わります。
面接官が”一度会ってみたい”と思えるような志望動機を目指しましょう！
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