転職活動中で、どうしてもその会社に入社したいと思った事はありませんか？
『絶対に入社する！』と決意しても、採用するかは面接官次第です。
もしあなたがどうしても働きたい会社があって、過去に不採用だった場合、あなたは諦める事ができますか？
もし不採用になっても、どうしてもその会社で働きたい場合、再応募はできるのでしょうか。
そして、一度不採用になっても再度面接、採用される可能性があるのでしょうか？
今回は【転職で不採用になっても再応募はでいるのか】について紹介します。
目次
転職する場合再応募で採用されるのか？
今の仕事から他の仕事に転職を考える場合、過去に不採用になった会社が募集を行っているとそこに再度応募、再面接をお願いしたくなるのは至極当然のことだといえます。
やはり以前不採用になっていたとしても「その会社で働きたい」と考えた事実は変わりませんし、もしかしたら再応募することで採用されるかもしれないと希望を持つ人も少なくないでしょう。
では実際に以前不採用になった会社に転職で再応募した場合、採用されることはあるのでしょうか。
これに関しては企業ごとに判断が分かれることになりますが、大多数の企業では不採用者でも再応募した場合、”採用する可能性がある”と回答しています。
何故なら以前不採用になった場合でも、今と昔ではスキルも異なっていますし、少なからず社会での経験を積むことで経験や能力アップが見込まれるためです。
その為最初から転職で再応募しても採用されないと考えるのではなく、今の自分の能力を再応募した企業に対しどのようにアピールするかということが重要です。
何より転職で再応募してくる人材は、どうしてもその企業で働きたいと言う熱意があるわけですので、その熱意を買って採用するという企業も少なくないと言えます。
実際に過去私も一度不採用になった会社を再面接をお願いして採用になったことがあります。
仕事に対しての熱意はやる気に繋がり、やる気は仕事へ大きな影響を与えることになります。
熱意が無い人よりも再応募で転職しようと考えている人の方が採用担当者の目には留まりやすく印象に残りやすいと考えたほうが良いでしょう。
一度不採用になったからといって最初からあきらめムードで再度面接に挑んでしまってはそれが表面上に現れて面接官に悟られてしまいます。
再応募でも採用のチャンスはあるという企業が多いわけですから、そのことをプラスに捉えて転職活動を行うことが大切です。
転職で再応募する場合に採用されるため必要なこととは
転職で再応募する場合、どのような点に注意すれば採用されやすいのでしょうか。
これに関しては不採用となってから再応募するまでの間、自分がどのような成長を遂げているのかを企業にアピールできるかどうかが重要なポイントとなります。
以前不採用となっていた場合、転職で再応募すれば前に入社試験を受けにきた人だとほぼ間違いなく気付かれます。
その際、依然全く同じ状態で再応募したのでは、採用するメリットを企業側も感じることがありません。
そうなると転職活動で再応募したのにまた不採用になってしまうと言うこともあり得るわけです。
転職により再応募した場合、企業側は必ずあなたがどれだけ成長したのかが気になるはずです。
その為以前と同じ応募動機、以前と同じアピール、以前と同じスキルしか持っていないのでは全く意味がないわけです。
その為一度不採用になってから再応募までの間にあなたがどれくらい成長して戦力となり得る能力を身に着けたのか、どういったキャリアを積んでどのような成果を生み出してきたのかをアピールできるようにしておかなければいけません。
そのため転職するまで勤務していた企業での働きぶりはとても重要な意味を持つことになりますし、なにもしないままただ与えられた仕事をこなしてきたのでは再応募してもまた不採用になる可能性が高くなるでしょう。
やはり社会人として与えられた以上の仕事をしてきたということや、頑張って成果をあげてきたという実績は、そのまま自信にも繋がりますしその自信が再応募の際の武器になると言えるでしょう。
少なくとも社会人としての自覚を持ち最低限のスキルを身に着けておくことは、再応募する場合の条件となります。
転職で再応募して採用されるために必要な時間とは？
転職で再応募する場合、どれくらいの時間を空ければいいのでしょうか。
これは再応募した場合に採用されるかどうかにも関わる重要なことであり、転職する時期などを見誤るとまず再応募しても採用されないと考えなければいけません。
まず考えるべきは今の会社にどれくらいの期間勤務して経験を積んできたのかが重要で、再応募を受け入れる企業はその多くが1～2年程度の社会経験を積んでいる人を採用するケースが多くなっています。
それ以下の経験の場合それほどスキルなどもアップしているとは考えづらく、再応募した場合でも企業の求める水準に達していないと判断されやすくなります。
2年以上の経験を積んでいる場合、その期間があまりにも長すぎるとそれがマイナスになる場合もあります。
理想的なのは2年程度の社会経験を積んだ状態が最も判断しやすいと企業側も考えているようで、2年経てばそれなりのスキルも身につき即戦力としての期待も出来ると判断してくれます。
転職するにしても今の仕事をどれくらいの期間頑張ってきたかがそのまま再応募での採用に直結することになります。
短すぎる期間では忍耐力が無いといった印象を与えやすくもなります。
そうならないためにも適切な期間は約2年程度までだと理解し、焦らず急がず社会人としての経験と仕事のスキルアップに努めることも必要となるでしょう。
焦って転職することで採用を逃すよりも、ある程度時間をかけて転職を考え、再応募するほうが採用される可能性が高まると考えましょう。
一度採用を見送った企業を再応募した私の実体験
実は私も過去に再応募して見事正社員として採用された経験がありますので、どのようにして再応募で採用になったかをご紹介します。
ちょっと今回のテーマとは違うかもしれませんが、参考程度にご紹介します。
私が応募した企業は某大手のサービス業でした。
当時私はどうしてもその会社に入社したくて、その企業が正社員の求人を募集する機会を待っていました。
ですがいつまで待っても正社員の募集がなく、あるのはアルバイトの募集のみ。
いてもたってもいられなくなった私はアルバイトの面接で応募することにしました。
アルバイトの面接で正社員で働きたいことをとにかくアピールした。
アルバイトの面接は簡単に応募できましたので、早速アルバイトスタッフとして面接をすることに。
そこでは店舗の責任者が面接官だったのですが、どうしてもアルバイトではなく正社員で働きたいという気持ちを面接で思いっきりアピールさせていただきました。
その店舗の方も私の熱意が伝わったのか、大まかな次の社員募集時期と社員の採用は本社の人事部の責任者が直接面接を行うということを教えてくれたのです。
自分の熱意と正社員希望という部分はぶれなかった
アルバイトの合否の結果は合格で、店舗の責任者の方から直接採用の連絡をいただいたのですが、私は次のように責任者の方に伝えて謹んで辞退させていただきました。
「私は御社でどうしても正社員からスタートさせていただきたいのです。
正社員の募集があった際には必ず応募したいと考えています。
もし御社の人事部の方が面接を行なってくださり、私は正社員の器でないと判断された際にはアルバイトスタッフから正社員登用を目指したいと考えています。
ですのでせっかく貴重な時間を使って面接してくださったと思いますが今回は辞退させてください。」
とはっきり伝えました。
今思うと「何をワガママ言っているんだ」と思われるかもしれませんが、当時の私は本当に正社員でしか働きたいと思っていたからです。
そのせいもあってか半年後に念願の正社員募集の応募があったので真っ先に応募しました。
しかも面接を行なったのはアルバイトの面接に伺った店舗。
さらには人事部の方と店舗責任者の二人で私の面接を行なってくださったのです。
結果見事正社員での採用を掴み取ることができました。
後日談ですがアルバイト採用を蹴った私を店舗責任者の方が気に入ってくれたらしく、その責任者の方（後に私の直属の上司となった方）が人事部の部長に「どうしても正社員で働きたい人がいる」「アルバイトの採用を蹴って正社員を希望している。今逃すともう来ないかもしれない」と直談判してくださったそうです。
まとめ
過去に面接をしたことがある企業が再度募集をした時にあなたは「再応募したい」「再面接してほしい」と思ったことはありませんか？
一度不採用になったとしてもその企業に再応募できないといったルールはありません。
あなたの熱意があれば再面接は可能です。
とはいえ、あなた自身が成長していなければ何度面接を行なっても不採用になるでしょう。
不採用という決断をするには、その会社で戦力として働いてもらうには足りない部分があったということです。
その足りない部分をいかに次の応募までに成長させることができるか。
成長したあなたをどうやって再応募する企業にアピールできるかが重要になってきます。
「全然成長していない」
ということはほとんどありません。
必ず社会人として成長しているはずですので自信を持ってください。
どうしても自分の成長がわからない。
実感できないというのであれば、あなたの家族でもいいですし、親身になってくれる友人でも構いません。
第三者からあなたの成長を見てもらうのが一番です。
転職アドバイザーや転職エージェントはあなたの成長を企業が好むような形にしてくれたりもしますし助言もしてくれます。
あなたが本当に働きたい会社。失敗したくない会社に応募するのであれば転職エージェントの力を借りるとより成功に近づくでしょう。
熱意が大きければ大きいほど面接官に伝わるでしょう。
ぜひあなたも熱意を持って転職活動を頑張ってください。
一番いけないのは諦める事。
成功する為にはとにかくもう一度チャレンジしてみればいい。
トーマス・エジソン
「そろそろ転職しようかな…」
「いつかは転職したい…」
そう思っていても、今の仕事が忙しくて休日はクタクタ…。
「転職したくても疲れきっていて気力がない…」という人はいませんか？
「転職活動が大仕事」という人はぜひ”転職エージェント”を上手に活用しましょう。
転職エージェントはあなたが”天職”に就くためのマッチングのプロです。
どんなに疲れていてもエージェントはあなたにあった仕事を見つけてくれますので、転職活動が大仕事になっている人は転職エージェントを活用して転職を成功させましょう。
転職エージェントを初めて利用する人はなにかと不安も多いかもしれませんが、ぜひ当サイトの記事を参考に転職を成功させてください。
当サイトでおすすめしている転職エージェントも下の記事で紹介しています。
こちらは多くの求職者に人気の大手の転職エージェントですので、初めて転職する方向けとなっています。
