転職に必ず必要な書類の一つに履歴書があります。
履歴書は会社に応募する際必ず必要になる書類ですのできちんと記入したいところです。
職歴欄にはあなたのこれまでの経歴を記入するのですが、過去に勤務していた会社を辞めた時、「退社」「退職」どちらで記入しますか?
退職も退社も広い意味では同じに感じますが、実は微妙にニュアンスが違ってきます。
今回は履歴書に記載するのは退社と退職どちらがいいのか。退職と退社の微妙な違いについて説明いたします。
この微妙な違いを知ってから活用する事で”デキる履歴書”になりますのでぜひ覚えておいてください。
目次
退社と退職の違いについて学ぼう!
早速ですがまずは退職と退社の違いについて理解しておきましょう。
●退社(たいしゃ)とは
1、その日の勤めを終えて会社から退出すること。
例:「五時半に退社する」2、勤務している会社を辞めること。
例:「一身上の都合で退社する」「定年退社」●退職(たいしょく)とは
勤めている職をやめること。現職をしりぞくこと。
「定年で退職する」引用:goo辞書より
退職も退社も会社を辞めるという意味になりますのでどちらでもいいとはされていますが、退職は「勤めていた会社を辞める」という意味だけで、退社には「勤務が終わって会社を出る」という意味合いもあります。
ですので転職の履歴書に記入する表現としては「退職」と記入した方が無難です。
履歴書には簡単に退職理由も記載しておくとベスト
職歴欄には退職と記入するのがベターというのはご理解できたかと思います。
ですがもっとデキる履歴書にするには「退職理由を簡潔に記載しておく」とベストです。
一般的な退職理由の表現についてご紹介しておきますので参考にしてください。
ポイントは【会社名+退職理由】です。
退職理由 | 記載例 |
契約期間満了 | 株式会社○○ 契約期間満了の為退職 |
自主退職 | 一身上の都合により退職 |
会社都合の退職 | 会社都合により退職 |
私が面接官をしていた時にはこのような退職理由が書かれていない履歴書を見ると、一つづつ退職理由を確認する事もあります。
確認だけでも時間がかかってしまいますし、転職者側としては聞かれたくない退職理由を説明しなくて済む場合もあります。
非常に細かいかもしれませんが退職理由を簡潔に記載しているだけでも色々とメリットがあるので退職理由は簡潔に記載するようにしましょう。
在職中の場合はどのように記載するの?
転職者の中には働きながら転職活動をしている方も少なくありません。
在職中の場合は経歴欄にどのように記載するのがいいか悩む方もいるでしょう。
記載方法は「退職日が未定の場合」と「退職日が決まっている」場合とで若干変わってきます。
退職日 | 記載例 |
未定の場合 | 現在に至る |
決まっている場合 | 現在に至る(○年○月○日退職予定) |
たったこれだけです。
退職予定日が決まっているのであれば日時を記載しておくと面接官に優しいデキる履歴書です。
まとめ:履歴書には「退職」と記載するのがベスト

今回は退職と退社の微妙な違いについてご紹介しました。
私の場合、アルバイト面接の履歴書であれば正直気にしませんが、社会人経験のある転職者の場合は細かい部分までしっかり確認します。
履歴書はあなたの分身といっても過言ではありません。
「そんな細かいところまで」
と思わないで、一度ご自身の履歴書をチェックしてみましょう。
履歴書の書き方に不安があるのであれば、転職サイトへの登録をしておいた方がいいですね。
転職サイトの中には【履歴書の無料添削サービス】がある転職サイトもあります。
これはパソコンなどで履歴を入力するとエージェントが色々な部分を添削してさらに”デキる履歴書”になるアドバイスをしてくれます。
ぜひこのようなサービスを活用して希望の転職先を見つけましょう!
「そろそろ転職しようかな…」
「いつかは転職したい…」
そう思っていても、今の仕事が忙しくて休日はクタクタ…。
「転職したくても疲れきっていて気力がない…」という人はいませんか?
「転職活動が大仕事」という人はぜひ”転職エージェント”を上手に活用しましょう。
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