え?退職金が出ない?違法じゃないの?入社前に退職金が出るかを確認するための3つのチャンス

驚く男性

転職サイトや求人募集を見ていると、募集要項の給与欄には基本給や月給が記載されています。

確かに給与の部分は誰でも気になりますので具体的に記載があると非常に参考になると思います。

ですが、あなたは求人欄で【退職金制度】について記載のある募集を見たことがあるでしょうか?

おそらくほとんどないと思います。

もしかすると「退職金は出るのが当たり前だから載せていないのでは」と思っている方もいるかもしれません。

 

今回は【退職金制度の現実】と【転職先で退職金が出るかを確認するためのタイミング】についてご紹介します。

あなたの勤めている会社は退職金がありますか?

退職金の支払いは法律では定められていません

退職金については法律上特に決められた規定などはありません。

退職金を支払うかどうかは会社の裁量に委ねられています。

ですので、仮に退職金制度が存在しない会社があっても、決して違法にはならないのです。

仮に退職金制度を設ける場合は労働基準法第39条3項により、支払いの対象になる労働者の範囲や退職金の算出方法や支払い方法を就業規則に定めておかなければなりません。

労働基準法 第89条
常時十人以上の労働者を使用する使用者は、次に掲げる事項について就業規則を作成し、行政官庁に届け出なければならない。次に掲げる事項を変更した場合においても、同様とする。

3.退職に関する事項(解雇の事由を含む。)
3の2. 退職手当の定めをする場合においては、適用される労働者の範囲、退職手当の決定、計算及び支払の方法並びに退職手当の支払の時期に関する事項
引用:https://ja.wikibooks.org

 

とはいえ規定がないからといって支給してはいけないというのではありません。

勤務していた従業員が長年会社に貢献してきた功労者が退職する場合や、リストラなどの希望退職者を募る場合には退職金が支払われることがあります。

退職金の支払いについてはあくまでも会社の方針なので広い裁量が認められています。

就業規定を設けている場合、退職金制度の取り消し等は原則不可

会社がすでに退職金に関する規定を設けていた場合、支給額を半減もしくは消滅させるといった”労働者に不利益になるような変更”は労働者の同意がない限り原則認められていません。

 

転職活動時に退職金が出るのか確認するのがベスト

退職金に関しては、会社の裁量によって出たり出なかったりするというのはおわかりいただけましたでしょうか。

あなたが今勤めている会社に退職金制度があったとしても、転職先に退職金制度があるという保証はどこにもありません。

「転職先でも退職金はあるだろう」

という考え方は危険です。

中には退職金制度を意図的に設けない会社も存在します。

本当にあった管理人の話

ベンチャー企業と称した某零細企業で勤務した時、私は社長他役職者と就業規則の作成に携わったことがあります。

その時に社労士の方と社長との会話の中で「退職金は特に法律で定められていないので、あってもなくてもいいですよ」という社労士の方のアドバイスに即答で「退職金は出す気はありません」と社長が回答したのを今でも覚えています。

 

退職金がないと老後の生活に大きく影響する

20代や30代の若い世代の方にとって、今から老後の生活プランを細かく考えるというのはいまいちピンと来ないかもしれませんが

「老後は奥さんと一緒に毎日趣味に没頭したい」
「老後は田舎に一戸建てを建ててのんびり過ごしたい」

くらいは考えているかもしれません。

ですが、老後をのんびり過ごすためには退職金が必要不可欠です。

退職金が出ない会社に定年までいても一体どれくらいの蓄えあできるでしょうか。

若いうちは自分の欲しいものや趣味にお金を使い、結婚後は子供や奥さんの生活にお金を使います。

家を建てたりマンションを購入すると、何十年といったローンを組まなければなりません。

そのような状態で退職金をあてにせずに貯蓄ができるでしょうか?

年金だけで豊かな老後が遅れるでしょうか?

ハッキリいって退職金なしでは定年後も働かなければ生活ができないのが今の日本の現状です。

転職活動時に退職金制度について確認できるチャンスは3回

あなたの老後を左右する退職金ですが、もらえる会社ともらえない会社があります。

もしあなたが今いる会社が退職金制度がないのであれば、転職を視野に入れた方がいいかもしれません。

また転職活動中の方も転職をより良いものにするために、転職先は退職金がでるのかどうかといったところも考えておくべきです。

とはいっても面接中に退職金についてストレートに確認するのはイメージを悪くしてしまいますので避けたいところですね。

ではどうやって退職金の有無を確認すればいいのでしょうか。

私がご紹介する確認ポイントは次の3つです。

1、応募前の問い合わせ

最初の確認ポイントは【応募前に確認する】ことです。

応募要項には基本給などの記載がありますが、退職金制度があるかというところまでは確認できないでしょう。

ですので応募前に不明点を確認する事は応募後に影響する事はほとんどありませんし、一番スタンダードでスマートな方法です。

気になる会社に退職金制度があるか直接確認するのが怖いという方は、転職サイトから応募するのであれば、転職サイトの問い合わせ窓口へ確認することができる場合もありますし、転職エージェントがついていればエージェントの方が代わりに確認してくれます。

「会社に色々聞きたいけどなかなか聞けない」

という方は転職サイトや転職エージェントをフル活用しましょう。

また、転職サイトでは気になる募集があった場合、応募前に転職サイトから直接企業に問い合わせることもできる場合があります。

このような機能をフル活用すると企業側から回答が得られることがあります。

転職サイト以外の場合は応募前に先に電話やメールなどで問い合わせて疑問や不安を解決させるのがいいでしょう。

2、面接時に直接確認する

2つ目のポイントは【面接中に確認する】ことです。

面接中に退職金の確認をするには相当勇気が必要ですが、面接中に印象を悪くすることなく確認することもできます。

例えば質問を一通り聞いた後、給与以外の質問として、交通費や住宅手当、資格手当の有無の確認の際にさりげなく「御社に退職金制度はありますか?」といった質問をまじえると、ダイレクトに聞くよりはイメージを損なうことなく確認することができるでしょう。

とはいっても退職金制度については面接中には聞かない方がベストです。

面接官によって使い分けることをおすすめします。

例えば比較的大きな企業の人事の面接官であれば、同じサラリーマンなのでそこまで悪い印象にはならないと思いますが、これが中小企業の面接で、面接官が役員の場合は避けた方が無難です。

3、内定が出た後に確認する

3つ目のポイントは【内定後に確認する】する方法です。

内定が出たという事は会社はあなたを必要と判断したということになります。

その時に最後の確認として退職金制度について確認することもできます。

もし退職金制度がないのであれば内定を辞退することもできますので、内定が出た時はお礼と合わせて確認するのもいいでしょう。

まとめ:退職金があるのとないのでは老後の人生に大きく影響してきます。

退職金制度の有無はあなたの老後を左右する大きなポイントになります。

「何十年も働いて、退職金が1円も出なかった」

となったらあなたの老後は大変なものになるかもしれません。

 

今の時代、年金だけでは生活できないので退職金がないと老後も働かなければならないかもしれません。

退職しても仕事を見つけなければいけない・・・。

年齢や体力的にも職種や労働時間が限定されてくる・・・。

そもそも求人が少ないので、安い時給で働かされる・・・。

 

実際に私が過去に勤めていた家族経営の会社では、勤続40年以上で定年退職された方も退職金は出ませんでした。

パートの方も高齢の方が多く、最低賃金で過酷な環境で働いていました。

 

退職金が出ないとこのような状態になる恐れがあります。

あなたの今勤めている会社に退職金制度があるのか、転職先にはあるのかをしっかり見極めて転職を決めるのを忘れないようにしてください。

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