2019年の１２月に中国から始まった新型コロナウイルスの蔓延は今では日本でも大きな問題となっていますね。
WHOは”パンデミック”と認定し、世界中で新型コロナウイルスの脅威に晒され、今では日本でも外出を自粛するよう政府、各都道府県から要請が出て、日常生活に影響している人も少なくありません。
当然、就職、転職市場も打撃を受けていますね。
企業説明会の中止や面接の中止、延期。
最悪の場合、内定取り消しという事例も増えています。
『新型コロナウイルスの流行がおさまるまで転職活動はしないでおこう』
と考えるかもしれませんが、このような時だからこそできる転職活動もあります。
今回は
・ 新型コロナウイルスが流行している時にできる転職活動
について紹介します。
目次
新型コロナウイルスで低迷する転職市場
新型コロナウイルスの影響は新卒者の就職に限らず、転職市場にも低迷しています。
具体的にどのような影響が出ているのかというと
１、転職説明会などのイベントが軒並み中止
２、企業の採用（面接）の中止
３、転職エージェントの活動自粛（面談中止）
などです。
企業によっては現在中途採用を中断している企業も多くありますので、転職を希望していてもなかなか活動できないのが現状だったりします。
ですので、焦って転職活動するよりも、今はじっくり腰を据えて動向を見守るのがいいでしょう。
新型コロナ流行の収束後に起こり得る問題
日常生活でも活動制限がありますが、転職市場もかなりの制限があり、今はアクティブに転職活動できないのが現状です。
では、新型コロナの問題が収束後に転職活動を再開すればいいと考えている方もいるでしょうが、新型コロナ問題が収束した後の問題についても考えておきましょう。
多くの業界がすでに疲弊している。
ニュースでも流れていますが、飲食業を中心に営業自粛を強いられている業種もたくさんあります。
中には自粛に応じても雇用を確保できずに従業員の解雇といった例や、内定取り消し問題も取り上げられていますね。
企業が営業自粛を行った結果、経営困難な状態に陥り倒産という最悪のケースもこれから増えるでしょう。
特に飲食業、サービス業、観光産業などは大打撃を受けてすでに疲弊していますので、新型コロナ収束後もしばらくの間、採用活動は停滞することが考えられます。
新型コロナウイルスで転職市場が低迷している中、どう転職活動を行うか？
ハッキリ言って新型コロナの影響はすぐに収束する可能性は低いと感じます。
少なくとも有効的な治療方法が確立するまでは経済が盛り返すことは考えにくいでしょう。
有効的な治療方法とは新型コロナに効果のあるワクチンが開発されることに他なりません。
現在有効性が挙げられているアビガンやレムデシビルは新型コロナウイルスのワクチンではなく、新型コロナ患者に有効なワクチンができるのは半年から1年とも言われているのが現状です。
最低でも半年間はまともに転職活動ができないと考えておくのが妥当と言えます。
では、それまで転職活動は一切行わない方がいいのか？
答えは「NO」です。
新型コロナで外出自粛期間中でもできる転職活動があります。
むしろ転職活動が困難な時期だからこそ転職活動をしっかり行うことが、収束後のスタートダッシュに大きな差を生むでしょう。
新型コロナで自粛を余儀なくされている時にできる転職活動【ネガポジチェンジ思考でメリットを考えてみた】
新型コロナウイルスの蔓延で外出自粛を余儀なくされているとどうしても気分が滅入ってしまうでしょう。
特に現在転職活動中の方にとってはダメージが大きいと思います。
メンタルが疲弊すると、ネガティブな思考に支配されてしまいがちになりますが、ネガティブな状況をポジティブに考えてみましょう。
ポジティブな切り口で考えると、外出自粛期間はとても重要な期間になります。
１、転職活動に時間をかけられる。
外出を控えるように要請があり、テレワークや職場が休業してしまい自宅で過ごす時間が増えている人も多いですね。
（中には自粛期間でもパチンコ店に遊びに出かけたりしている人もいますが…）
この”在宅時間”をどう使うかが、今後の転職活動の明暗を分けるといっても過言ではありません。
この自粛期間を有効に使いましょう。
パチンコに没頭している人は間違いなく新型コロナ騒動の収束後に出遅れます。
まずは自分自身のキャリアの棚卸しや書類の見直しに徹底的に時間を使いましょう。
すでに転職活動中にもかかわらず、結果が思うように出ていない人は、転職活動の基本になる履歴書や職務経歴書を徹底的に見直して不備や修正を加えるのがベストです。
転職に関する書籍などを読んでから自身の職務経歴書を見直すのもいいですが、それでは時間がかかってしまうかもしれません。
その場合は【転職サイトに登録して、無料でプロに添削してもらう】のがおすすめです。
転職サイトは無料で登録できますし、サイトによっては無料で履歴書や職務経歴書を添削してくれるサービスもあります。
無料添削を依頼するなら大手の転職サイトがおすすめですので、登録をしていない方はこの機会に登録しておきましょう。
個人的に転職サイトでおすすめなのはリクナビNEXTです。
２、キャリアアップ、スキルアップに時間が使える。
前述しましたが、自粛期間が終わっても新型コロナウイルスが転職活動に影響する期間は長期化する可能性が高いです。
最低でも半年、場合によっては1年以上かかる可能性もあります。
この長期間を自分のスキルアップやキャリアアップに使う事もおすすめです。
例えば、希望の転職先に必要な資格があるのであれば資格取得に時間を費やす事も可能ですし、今の会社でキャリアを積んで、転職活動を今よりも有利に運ぶ事も夢ではないかもしれません。
新型コロナウイルスの騒動が納るまでの期間を今まで通りに過ごすのか、先見性を持って取り組むのかによって、今後の転生活動が変わってくるでしょう。
まとめ：新型コロナウイルスの流行がおさまるまではスキルアップにフォーカスするのもあり。
長々と書き記しましたが、新型コロナウイルスの影響は世界規模で経済にも影響を与えています。
もちろん転職活動にも影響しているのですが、この活動自粛期間をどう使うかによって、経済が元に戻った時のあなたの転職にも影響が出てきます。
この期間をどう過ごすのかはあなた次第です。
すぐに結果は出ないでしょうが、自粛期間や転職市場が低迷している期間を本気で有意義に過ごすことができればきっと理想の転職先を見つけることができるでしょう。
だからといってダラダラと過ごすよりも先を見据えた行動を心がけてください。
今はあなたの”武器”を磨く期間です。
今のうちにあなたの武器を磨いて、コロナ騒動が納まった時、一気に転職成功をキメてください！
「そろそろ転職しようかな…」
「いつかは転職したい…」
そう思っていても、今の仕事が忙しくて休日はクタクタ…。
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