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退職代行サービスのメリットとデメリット【ご利用は計画的に】

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「今の会社を辞めたいけど辞められない」という人が退職代行サービスを使って退職するというケースが増えてきています。

退職代行サービスは何らかの事情ですぐに辞めたくても辞められない場合に便利なサービスですが、トラブルも散見されます。

今回は
・辞めたくてもすぐに辞められない
・退職代行サービスの利用を検討している
の方向けの内容となっています。

退職代行サービスの利用にはメリットやデメリットもありますので、よく考えてから利用を検討するようにしましょう。

 

目次

退職代行サービスの4つのデメリット

まずは退職代行サービスのデメリットについて考えていきましょう。

1、費用がかかる

本来会社を辞めることに費用は発生しません。
ですが、退職を外部の会社に代行するので費用が発生します。

相場では3〜5万円ほどとなっていますが、弁護士に依頼する場合、若干高くなる傾向があり、弁護士に依頼すると5〜8万円が相場といわれています。

2、退職後、会社の人と良好な関係が保てない可能性がある

代行を使って退職をするので、理解のない上司や同僚にとっては非常識な行為ととられてしまうことがあります。

すると会社の上司や同僚からあなたのイメージがマイナスになってしまいますので、仲の良かった同僚や尊敬している上司との関係も保つことはできないでしょう。

場合によっては冷ややかな言葉をいわれるかもしれません。

3、同業他社に転職する際、不利になる事がある。

ライバル会社と競争する業界でも横のつながりはあります。
例えば組合のような形で同業他社がつながっているのはよくある事だと思います。

前述しましたが退職代行サービスを使って退職した場合、上司や同僚のイメージが悪くなる事がありますので、他社にも噂が広まっている可能性があります。

もし同業他社に転職を考えている場合、噂が広まっていると同じ地域での転職が難しくなる可能性があるので注意が必要です。

4、悪質業者を選んでしまうとトラブルの可能性がある。

悪質な転職代行業者を選んでしまうと、退職時にトラブルになる可能性があります。

例えば初期費用が安くても、オプション料金で結局高くついてしまう事もありますし、退職する会社と紛争になった場合、何もできないという転職代行業者もあります。

万が一裁判などに発展した場合、さらに費用がかかってしまい、結局自分で弁護士を探して再度依頼しなければならないというケースもあります。

特に民間の退職代行サービスを利用する際は注意が必要です。

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退職代行サービスの5つのメリット

退職代行サービスはデメリットばかりではありません。
むしろメリットの方が多いといえるでしょう。
まずは代表的な5つのメリットを紹介していきます。

1、ほぼ間違いなく退職できる。

従業員の少ない会社の場合、退職の意向を伝えても強引に引き止められる事もあります。

ひどい会社だと、繁忙期を越えるまでは退職の意向は知りつつも働かせて、繁忙期が終わったら退職の話を進めるという「従業員を使い捨て」にする会社もあります。

退職代行サービスを利用した場合、そんな会社の事情とは関係なく粛々と退職の代行をしてくれますので、ほぼ間違いなく希望に沿った退職をする事ができます。

2、上司や同僚と顔を合わせずに退職できる。(即日退職もあり)

自分で退職しようと手続きを行うと、退職日までの間は上司や同僚と顔を合わせなければいけません。

円満に退職できるのであれば問題ないのですが、会社への不満や職場環境が原因で辞める場合は退職日まで気苦労が絶えないでしょう。

退職代行サービスを利用すれば、嫌な上司や同僚と顔を合わせずに済みますのでストレスなく退職できるでしょう。

また、場合によっては即日退職も可能なのですぐにでも辞めたいという方にとっては力強いサービスです。

3、心理的なストレスが少なくて済む(退職のハードルが下がる)

人よってはなかなか退職の意思を伝える勇気が出ない方もいるでしょう。

頑張って退職する意向を伝えると上司から罵詈雑言を浴びせられたりするケースもありますし、場合によっては「今月いっぱいで辞めます」と伝えた瞬間からいじめに発展するケースもあります(私は過去に経験しました)。

退職はできるけど、退職日まで地獄のような日々を送る事になると、精神的にかなりの負担がかかるでしょう。

退職代行を利用すれば、アッサリ退職まで話が進みますので、心理的なストレスも少なく退職できます。

4、退職理由を説明する必要がない。

会社を辞める時に退職絵理由を根掘り葉掘り聞かれた経験はありませんか?

その会社が嫌で辞めるのに、たてまえの理由を当たり障りのないように上司に説明するのは本当に面倒かと思います。

また上司からの引き止めも鬱陶しく感じる事もあるでしょう。

代行であれば業者の人が退職の意向を伝えるだけなので、理由をわざわざ説明する必要はありません。

5、万が一損害賠償を請求されても安心(弁護士退職代行のみ)

退職時に上司から「損害賠償を請求してやる!」と脅されるケースもあります。

そうなると「いつ訴状が届くのか」と不安な毎日を過ごす事になりますが、退職代行サービスを利用していれば万が一裁判に発展したとしても業者が窓口になってくれることがあるので安心です。

ですが退職代行サービスを利用するならどこがいい?【圧倒的に弁護士がおすすめ】で説明していますが、紛争解決は弁護士の退職代行サービスでないと対応できないので注意が必要です。

メリット デメリットまとめ

【メリット】

  1. 引き止められずほぼ間違いなく退職できる。
  2. 上司や同僚と顔を合わせずに退職できる。
  3. ストレスが少ない。
  4. 退職理由を説明する必要がない。
  5. 損害賠償を請求されても安心。

【デメリット】

  1. 費用がかかる。
  2. 会社の人と良好な関係が保てない可能性がある。
  3. 同業他社に転職する際、不利になる可能性がある。
  4. 悪質業者を選んでしまうとトラブルになる可能性がある。

 

退職代行サービスを利用した方がいい人

次の項目に当てはまる方は前向きに退職代行サービスを利用した方がいいでしょう。

【退職代行サービスを利用した方がいい人】

  • なかなか退職の意向を言い出せない人。
  • 過去に一度引き止められているがやっぱり退職したい人。
  • 交渉が苦手な人。(有休消化、未払い残業代の請求など)
  • 会社ともめたくない人。もめる可能性がある人。
  • すぐにでも辞めたい人。

退職したくても意向をうまく伝えられなくて何ヶ月も過ぎている人は誰かの力を借りた方がいい場合があります。

また有給消化や未払い残業代の請求などの交渉ごとが苦手な人も退職代行サービスの利用を検討したほうがいいでしょう。

特に残業代の未払いが大きいと予想される方は弁護士のいる退職代行サービスがおすすめです。

 

退職代行サービスを利用しなくてもいい人

そもそも退職代行が必要ない方もいます。

【退職代行サービスが必要ない人】

  • 自分で伝えられる人。
  • 交渉が必要ない人。

はっきりいって意志の強い方は退職代行サービスとは無縁ですね。

 

退職代行サービスはよく考えてから利用しましょう。

退職代行サービスのメリット・デメリットを踏まえてまずは利用するかを検討しましょう。

何らかの事情があって退職すると思うのですが、円満退職が難しい職場やハラスメントが横行している職場は退職時にトラブルになる可能性もありますので、今いる職場の現状を鑑みて判断するのも必要です。

退職後に揉めそうな職場(過去に労働紛争があった会社)などは紛争になる可能性がありますので、退職代行サービスは弁護士が行なっているサービスをおすすめします。

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