【男性向け】転職時の面接で気を付けたいスーツの基本では男性のスーツの選び方、身だしなみについて紹介しました。
今回は転職活動中の女性向けの身だしなみについて紹介します。
目次
女性の転職活動でスーツ以外で印象を良くすることとは
面接で重要なのは、ドアを開けてスーツ姿で入室するまでの3秒で第一印象が決まります。
突然ですがあなたは”メラビアンの法則”というのをご存知でしょうか。
【メラビアンの法則とは】
アメリカUCLA大学の心理学者/アルバート・メラビアンが1971年に提唱した概念。人物の第一印象は初めて会った時の3〜5秒で決まり、またその情報のほとんどを「視覚情報」から得ていると言う概念。
メラビアンが提唱する概念において、初対面の人物を認識する割合は、「見た目/表情/しぐさ/視線等」の視覚情報が55% 、「声の質/話す速さ/声の大きさ/口調等」の聴覚情報が38%、「言葉そのものの意味/話の内容等。」の言語情報が7%と言われている。引用：https://kotobank.jp
人は、パッと見た主観に潜在意識の中で、良し悪しを決めていると言われています。それは、容姿のことではなくて、感じがいいか悪いかということです。
どんなに美人でも、暗い表情で声が小さかったり、冷たい感じだと逆に美人であることがマイナスに働くこともあるかもしれません。
表情がイキイキしていて、笑顔が素敵だったり、溌剌としているなど好感が持てる印象が大切です。
また、面接での立ち居振る舞いが、テキパキとしていたり、颯爽としていたりすると面接官に好印象を与えることができます。
女性の場合は、メイクや服装でもガラッと印象を変えることができるので、そういった意味で容姿は重要となります。
しかし、転職となるとどういった生き方をしてきたのかが、ある程度の年齢になると容姿や身嗜みに現れてくるため、そこで判断されることが多くなります。
面接の場にふさわしい立ち居振る舞いや応対、メイク、髪型がきちんとできている人は、社会人としてもある程度キャリアを積んで、状況判断ができる人だという印象を与えることもできます。
また、極端に太った体型は自己管理ができないと判断されてしまうので、太過ぎないように健康管理を普段から気を付けることも大切です。
女性が転職でスーツを選ぶ際に気を付けるポイント
スーツを選ぶポイントは、肩先が一つまみできるくらいがベストです。
必ず試着して体系にフィットするかチェックしてから購入して下さい。
スカートスタイルは一般的ですが、動きやすく恰好いいパンツスーツも人気があります。
企業訪問などはパンツスーツ、面接ではスカートスタイルといったように、転職活動のシーンに合わせて変えるのもありです。
袖丈は、親指の付け根の関節が隠れるくらいがベストです。ブラウスが袖口から出ていないか注意して下さい。
そして、着丈は長くてもヒップの一番高い位置にくるようにしましょう。
胴回りについては、ボタンを全部留めて背中や脇にシワが寄らないかチェックして下さい。
しかし、余裕があり過ぎてもだらしなく見えてしまうので、気を付ける必要があります。
程よくフィット感のあるスーツは、クールでスマートな印象に演出することができます。
女性の場合、ジャケットのボタンは全て留めて着用します。
スカートの長さは、立った上で膝頭の真ん中くらい、座った状態で膝上10cm以内が理想です。
ブラウスの色は基本的に白です。
真面目な印象にしたい場合は、レギュラーカラー、活発な印象を与えたい場合は、スキッパーカラーを選びましょう。
面接では、フリルや柄が付いたブラウスは避けて下さい。
ネックレスなどのアクセサリーも、基本的には避けた方が無難です。
ストッキングは、透明感のある素足に近い色を選びます。黒や白っぽいものやラメ入り、模様入りのストッキングはNGです。
転職活動では思った以上に歩きまわるので、パンプスは安定感のあるヒールがおすすめです。
色は黒で、シンプルなデザインにしましょう。
バッグは、履歴書などのA4サイズの書類や角2サイズの封筒が折らずに入る間口の広い機能的なものがいいでしょう。
女性が面接官に好印象を与えるには”首から上”がポイント
センスのいい女性は、自分の顔に合ったものを選んでいるので印象を良くすることができます。
しかし、転職の面接会場では皆一様に黒、紺、グレーのスーツばかりなので、差別化を図ることは非常に難しいです。
ではどうしたら差別化を図れるのかというと、首から上が重要になります。
面接官は、顔や声の大きさを良く見ていますので、服装も大事ですが、笑顔も重要です。
女性はメイクも気をつけましょう。
面接を受けに行く会社に合った清潔感のあるメイクを心がけてください。
無理な若作りはよくありませんが、若々しく見える人は面接での印象を良く見せることができますので、普段からお肌のお手入れなども気を付けましょう。
転職活動中の女性が面接に持っていた方がいいアイテム
転職活動中の女性はある程度社会人経験があると面接官は考えています。
ですので【面接に挑む際の身だしなみの基本はできている】と判断します。
ですが面接会場に向かう時に思わぬハプニングが起こる可能性も考えられます。
そんなハプニングに対処できるようにしておいた方が安心できるでしょう。
私がおすすめする【女性が面接当日に持っていると安心できるアイテム】をちょっと紹介します。
まず面接の時にバッグに入れておくと安心なのが【ストッキング】です。
コンビニでも売っていますが、サイズや色がイマイチだったり、コンビが面接会場の近くになかったりするかもしれないので、電線しても大丈夫なように、1足常備しておきましょう。
それから、面接官は意外と爪を見ていますので、万が一爪が伸びていてもトイレでこっそり爪が切れるように【爪切り】も入れておきましょう。
髪が広がりやすい人は、髪のボリュームを抑える【スタイリング剤】を用意しておくといいでしょう。
トラベル用の小さいものであればかさばらないので便利です。
雨が降りそうな時は折り畳み傘を常備しておけば、雨が降ってスーツが濡れてしまう心配がありません。
また、筆記用具は年齢に合った機能的なものを使いましょう。キャラクターの付いた手帳や、ボールペンは幼稚な印象を与えてしまうので気を付ける必要があります。
「そろそろ転職しようかな…」
「いつかは転職したい…」
そう思っていても、今の仕事が忙しくて休日はクタクタ…。
「転職したくても疲れきっていて気力がない…」という人はいませんか？
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