はじめて就職した会社で仕事をしていると
『考えていた仕事と違った』
『仕事があわない』
と思い始める人もたくさんいます。
もちろん私も経験があります。
ですが年齢の事を考えるとなかなか転職活動に踏み切れず、4年以上も無駄に時間を費やしてしまった経験があります。
20代の若い世代でも『せっかく入社したのに』とか『入社してまだ年数が経っていないのに』と思って転職をためらっている方も多いのではないでしょうか。
今回は”若いうちに転職するのはマイナスなのか?”がテーマです。
20代で転職を考えている方はぜひ読み進めてください。
目次
若いうちに転職するのは悪い事?
社会に出て働き始めた場合、最初の内は仕事に対するモチベーションも高いですし、やる気もみなぎっているため、このまま『この会社で仕事を続けていこう!』という気持ちで仕事に取り組むことができます。
しかし時間とともに『自分には合っていないのではないか?』と感じ始める人も少なくありません。
新入社員だと”5月病”とも言われる事がありますね。
このとき今の仕事を辞めて違う仕事に転職しようと考えることになるのですが、働き始めてそれほど期間が経っていない社会人1年生や2年生の場合は『すぐ辞めてしまったら次の仕事が見つかりにくくなるのでは…』と考えてダラダラと嫌な仕事を続けて毎日を過ごす方も少なくありません。
若いうちの転職は悪い事ではない
若いうちに転職することは決して悪いことではなく、合わない仕事を無理に続けているほうが精神的に悪いのです。
我慢して何年も転職しないまま過ごしていると、いつのまにか年齢も重ねてしまい、いざ転職しようと思っても、年齢条件などで転職先が見つからないということにもなりかねません。
そうならないためには今の仕事や職場が向いていないと感じているのであれば若いうちに見切りをつけて転職するということも必要となってきますし、若いうちであれば年齢を経てから転職するよりも選択肢が広くさまざまな仕事を選ぶことも可能になります。
もちろん若いうちに転職をする場合にもメリットとデメリットがありますので、次は若いうちの転職のメリットとデメリットについて考えてみましょう。
若いうちに転職する事のメリット
まずは若いうちの転職のメリットについて考えてみましょう。
求人数が豊富
まず若いうちに転職する場合のメリットとしては、求人数が豊富にあるということが挙げられます。
20代〜30代の若い年齢の場合、40代や50代といった年齢よりも体力も気力も充実していますし飲みこみが早い、柔軟という特徴があります。
そのため転職した際にも新しい仕事に馴染みやすいですし、これから先を見据えた場合には会社を背負って立つ人材として期待されることも考えられます。
若いということは企業にしてみれば魅力的なポイントになりますので、若いうちの転職はメリットが非常に多いのは事実です。
転職先が見つかりやすい、選べる職種が多い
若いうちの転職活動は求人数が多いのでその分転職先が選びやすいので、必然的に違う職種に転職できる可能性もあります。
「未経験者歓迎」や「第二新卒歓迎」といった求人もたくさんありますので、若いうちに自分の本当にやりたいことが見つかれば、希望の職種、業界に転職できる可能性が高いというメリットがあります。
若いうちは失敗してもやり直しがきく
転職先がブラック企業だったり、今よりも職場環境が悪かったという可能性もあります。
他にも「やりたい仕事だと思ったけどやっぱり違った…」という人もいるでしょう。
40代50代の人が転職に失敗したと思っても容易に転職はできないですが、若いうちであればやり直しがききます。
天職が見つかる可能性が高くなる
今の仕事が辛いと思いながら何十年も経ってしまった場合、自分に合った適職がみつかったとしてもそこに就職すると言うこと自体が難しくなるためです。
若いうちの転職は”自分に合った適職に出会う可能性がその分だけ高くなる”といってもいいでしょう。
若いうちであれば自分に合っていない仕事を辞めて違う仕事を探すことで、本当に自分に合った適職と出会う可能性が高くなりますし、適職に出会った場合にはその仕事を楽しみながら長く続けていくことも可能となります。
若いうちに転職する事のデメリット
若いうちの転職はデメリットももちろんあります。
次はデメリットについて考えてみました。
技術が必要な業種への転職は苦労する
若いうちに転職をすると転職先の会社には一人前として見てもらえないということが挙げられます。
社会人として半人前と思われるのはもちろんですが、技術や知識の部分も半人前とみられがちです。
ですので未経験の人が高いスキルや経験、知識が求められる業種に転職しようとすると転職活動に苦労します。
例えば経験のない人が行政書士になろうとしてもそう簡単になれません。
最低限、行政書士の知識や資格が必要になるでしょう。
仕事が辛いと転職に逃げやすくなる
若いうちは業務の経験を積む事と同時に”社会人として成長する期間”でもあります。
仕事というのは楽しいことばかりではありません。
苦労をしたり辛い思いを経験することも成長につながります。
ですが「辛いから転職する」と安易に転職に走ってしまうと”転職ぐせ”がついてしまうので注意が必要です。
若いのに転職を繰り返してしまうと、「すぐに辞めてしまうのではないか」いった疑念を企業側が感じてしまうことも多く、場合によっては転職が上手くいかないということも十分に考えられます。
若いうちの転職にはメリット、デメリットがある。
【メリット】
・求人数が豊富
・転職先が見つかりやすい
・やり直しがきく
・天職に出会える可能性が高くなる
【デメリット】
・高い技術が必要な転職は苦労する
・転職に逃げやすくなる
若いうちの転職もよく考えて行動することが重要
若いうちの転職は決して悪いことではありません。
自分で今の仕事が辛い、向いていないと思いながら何年も仕事を続けていて、転職適齢期を超えてから転職したいと思っても転職自体が難しくなりますし選べる仕事も狭まってしまいます。
しかし若いうちの転職の場合はまだまだ自由が効きますし様々な仕事を経験することもできるチャンスがあります。
転職を経験することで、本当にやりたかった仕事「天職」に出会えるかもしれません。
何が適職かは経験してみないと分かりませんし、それを実行することが出来るのは若いうちだけだということになるので、もし今の仕事に不満を感じていたり我慢して仕事をしている場合は、転職することも視野に入れておくのも選択肢の一つとして良いことです。
ただし安易に転職を繰り返すのはNGです。
何度も転職を繰り返してしまうと逆効果になってしまい、気がつくと仕事が見つからずに苦労する可能性もありますので転職は慎重に検討しましょう。
「そろそろ転職しようかな…」
「いつかは転職したい…」
そう思っていても、今の仕事が忙しくて休日はクタクタ…。
「転職したくても疲れきっていて気力がない…」という人はいませんか?
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